自分の考えや価値観を持つ方法とは〜従順はやめよう〜

Essay

こんにちは。いどっちです。

あなたは「自分の価値観」を持っていると自信を持って言えますか?

人生は選択の連続ですが、自分の考えに沿って選択できていますか?

こんなことを言うのは恥ずかしいですが、僕は「自分の考えがある」とよく言われます。

必ずしもそれは社会で良い方向に働くとは限りませんが(笑)。

ということで、今回は自分の考えがなくて困っている人、特に若い人のために、自分の思考体系を持つ方法を書いていきます。

真面目と従順は違う

日本人は真面目だ

これよく聞きますよね。実際に日本は平和で人も優しいし、何より勤勉です。

しかし、いつしか真面目なことと従順になってしまっていることを混同してないでしょうか?

真面目であるということを、人の言うことを聞くことだと考えてはいないでしょうか?

そのような態度は、真面目ではなく、従順にすぎません。

別に従順であることが悪いわけではありませんが、もし自分の考えを持ちたいのであれば、従順な態度は捨て去らないといけません。

なぜなら、従順な人は自分の頭で考えることを放棄している、つまり思考停止しているからです。

あの人がこれが良いと言った。
みんなこれをやっている。
社会的にこれをしないとマズイ。

このような考えは、自分で考えられないから、他人や社会が言っていることを疑いもせずに取り入れているだけです。

自分で考えられない人が、どうやって自分の考えや価値観を持つことができるのでしょうか?

まずは小さなことでも、社会の当たり前を疑ってみましょう。

正解に価値はない

自分の考えがない人ほど、正解にこだわっています。

それには、私たちが詰め込み型の勉強しか今までしてこなかったことが大きいと思います。

先生の話をちゃんと聞き、テストで覚えたことを正しく書く。

私たちは学校ではこのように評価されてきました。

だから困難や難題に直面した時、正しい選択をしようとしてしまいます。

しかしこの世に絶対的な正解なんてものは存在するのでしょうか?

哲学者のニーチェはこんなことを言っています。

事実は存在しない。あるのは解釈だけだ。

絶対的な正解なんて存在しないことは明らかです。

正解にこだわるのはもうやめましょう。

そして本当にこだわらなければいけないのは、あなた自身がどう感じているかです。

地位やルール、評価は、あなたの耳を塞いでしまいます。
これらから解き放たれれば、あなたの心の声が聴こえてくるはずです。

読書は大事だけど…

自分の考えを持つキッカケとなることは、世界中に転がっています。
99%の人が当たり前やしょうがないと見逃してしまうことでも、1%の人がそれに気づき、深く考えます。

真に優秀な人であれば、わざわざ本を読む必要はないかもしれませんが、僕を含め多くの人はそうじゃないですよね。
だから私たちは本を読まなければいけないわけです。

と言っても、ただやみくもに本を読めばいいわけではありません。

哲学者のショーペンハウアーは、こんなことを言っています。

いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、じっくり考え抜いた知識のほうが、はるかに価値がある。なぜなら、ひとつの真実をほかの真実と突き合わせて、自分が知っていることをあらゆる方面から総合的に判断してはじめて、知識を完全に自分のものにし、意のままにできるからだ。

読書離れが叫ばれて久しい昨今では、読書すること自体が良いことだとされています。
しかしショーペンハウアーが言うように、最も大事なことは「自分の頭で考える」ということです。

読書好きな人(僕もそうです)は、本が好きなあまり、読むこと自体が目的となってしまいがちです。しかし私たちが本当の意味で理解できるのは、自分が深く考え抜いたことだけです。読書はその支えにすぎません。

決して読書をすることが目的にならないようにしましょう。

主張すべきことがあるか

大学に入ると、授業でたくさんレポートを書いたり、集大成として卒業論文を書いたりしますが、レポートと論文の決定的な違いって分かりますか?

結論から言ってしまうと、
それは「主張すべきことがあるか」ということなんです。

レポートというのは報告書なので、誰かがこう言ったとか、どこかで何が起こったといった事実を整理してまとめただけのものです。

論文でも事実の整理は大事なのですが、それ以上に大事なのは、まず主張があって、そのために根拠となる事実を集めるということです。

主張という堅い言葉を使いましたが、これは「自分の考え」に置き換えられます。
すなわち、論文を書くという行為自体は、自分の考えを持つということそのものです。

ショーペンハウアーはこうも言っています。

自分で考える人は、まず自説を立てて、あとから権威筋・文献で学ぶわけだが、それは自説を強化し補強するためにすぎない。

そしてレポートと論文というのは比喩で、これは全ての人に言えることです。

自分の意見が求められるところで、
事実の寄せ集めのレポートを行っていませんか?
最初に自分の主張を語ることができていますか?

まとめ

ざっくりまとめるとこんな感じになるかと思います。

  • 従順な人間は今すぐやめよう
  • 正解にこだわるのはやめよう
  • 最初に自分の主張をしよう

最低限これらがあれば、後は自分で自分の思考体系を作っていけるのではないかと思っています。

自分の考えを持つことは簡単なようで難しく、ましてやそれを発言するのは勇気がいりますが、本記事が誰かの考えるきっかけになれば幸いです。

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